「30キロを超えるヒラマサとロッドを立て四つに対峙でき、また耐えるだけでなく強く復元し浮かせることができないか」

大型のヒラマサを長年追い続ける、玄界灘のエキスパートの要望からアンフィニティの開発が始まった。

アンフィニティは国内、海外のヒラマサやブリなどの青物、ＧＴ、マグロ類を対象にさまざまな条件下で徹底的に叩き上げ、ずば抜けたリフティングパワーと耐久力、高負荷時にロッドを立てアングラーが耐えやすい理想のアクションを手に入れた。アンフィニティはちょうどGT用ロッドとヒラマサ用ロッドの中間的な性質を持ち、マグロゲームにも十分に対応するヴァーサタイルパワーロッドである。

ティップからベリーには十分なパワーを持たせ、穂先から竿尻までロッド全体を使い反発するパワーロスの極めて少ないアクション設計。キャスト時のしなり戻りだけでルアーがぶっ飛ぶ感覚やロッドを立て耐えることで魚がグイグイと浮くリフィティングパワーが体感でき、明らかな飛距離の向上とファイトタイムの短縮を実際に多くの魚を掛けて確認ができた。

パワークラスにより抜けと操作性のバランスがとれた耐久性重視のガイドシステム。PE6号以上のヘビークラスにはロッドを立てファイトが行いやすいようロングフォアグリップを採用。リールシート及びグリップEVAは力を込め握りやすいよう極力細く、EVAには適切なテーパーをかけ機能美を追求。長時間のファイトにもリールのガタつきを最小限に抑える、バックストップダブルナットを全機種に採用した。